盗聴調査機器のレンタル
戦時下、日本が誇るパープル暗号機の解読に成功したのは、アメリカの陸軍情報部(SIS・当時)でした。
元数学教師らによるこの解読チームは、地道な作業の末、日本が新たな暗号機(パープル)を使用したことに気づき、この解読を試みだしたのです。
しかし、その解読はとある地点で行き詰まりました。
暗号解読の決め手となる仮説の立証ができなかったためです。
この問題を解決したのが、チームに所属していた一人の女性です。
彼女は、根気のいるな調査の末、2通の暗号文に共通する周期性を発見しました。
これをきっかけに、パープル暗号の解読は大きな前進を遂げ、パープル暗号機の模造品を製作するまでに至りました。
彼女の発見の功績をたたえ、SISのメンバーはコカコーラで乾杯したと言います。
パープル暗号機の他、日本には、いずれもアメリカ軍がコードネームで呼んでいた、レッド、オレンジ、グリーン、コーラル、ジェイドの暗号機が存在していました。
この中のジェイドは、連合艦隊旗艦・長門にも装備されたと言われる暗号機で、総重量は何とおよそ120kgもあったそうです。
当時は暗号機が今で言うコンピューターに匹敵する高度な装置であったことがわかるような逸話です。