盗聴調査機器のレンタル
事件は2002年4月に起きました。
某大学の監督が、当時付き合っていた女性の浮気を疑って、通信会社に務めていた知人に浮気調査の目的で携帯電話の通話記録の調査を依頼したのです。
この事件、何が大きな話題になったかと言うと、この某大学の監督とその知人が、とある宗教団体の会員だったことでした。
通話記録を得た監督は、その情報をもとに女性の浮気相手と目された男性に嫌がらせの電話をかけました。
その嫌がらせのつもりでかけた通話内容が、あまりにも正確過ぎました。
男性が強い疑問を抱いて通信会社に問い合わせたことで、その情報が盗まれていたことが判明したのです。
警視庁は、通信記録の調査指示を出した監督と、それを盗んだ知人の通信会社の社員などを電気通信事業法違反容疑などで逮捕しました。
また、この事件を機に情報管理の甘さが露呈した通信会社では、この携帯電話通話記録窃盗事件以外でも数々の通話記録が盗まれていたことがわかりました。
その中にはジャーナリストなども含まれていたのです。
わずかな人数でこれだけ情報が悪用できるものなのかと驚きの声が上がり、この宗教団体については批判が集まることになりました。